発毛奮戦記 20

シャンプーの語源って何?

  シャンプー(shammpoo)は英語ですがもともとは「押す」を意味するヒンズー語のチャンプーというのが語源で、それが「マッサージをする」の意味で使われるようになり、お湯やハーブを使った頭皮のマッサージをすることから洗髪剤をさすようになったそうです。特にムガール帝国で盛んに行われたようです。

 私は毎日の美容室での仕事の中でもちろんシャンプーは丁寧に洗うということは当たり前なのですが、それよりむしろ「丁寧にゆすげるか」という事の方が頭皮毛髪にとって大切で、洗髪が終わりシャワーのコックを閉めてお客様の髪から最後のゆすぎ湯が流れた時のお湯を自分がコップですくって飲むことができるかをイメージしています。以前、ある獣医さんが自分の飼っている犬のうんちを食べて、その犬の健康状態を判断するという話を聞いたときやっぱりプロはすごいなあと感動しました。

夕方に髪を洗うと髪が美しくなる!?

  日本は海外に比べると洗髪に関しての意識は薄かったようです。また日本人は髪を結う際に油をつけて艶をつける美容法が習慣とされていましたので、髪をきれいに洗って美しくする考えは一般的ではなく、ふのり、米ぬか、小麦粉などで髪の油のベタつきを取る整髪が多く用いられてきました。そして江戸時代の御殿女中などが髪を洗うのはやはり珍しく、髪を洗わない女性は唐くしでよくすいて垢やフケを取り除き、その後匂油をつけて臭いを防いだようです。

 また日本が明治になり洋髪が入ってきた時も現代人よりも当時の日本人の髪は太くて、硬い髪の毛のためなかなか洋髪仕上げにするには難しく、髪に適当な柔軟性を与えるようなシャンプー剤が少しずつ普及し始めました。そして「夕方に髪を洗うと髪が美しくなる」ということわざは洗髪が日課として行われていなかった当時の時代を反映していたようです。

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尼崎市でヘアサロンを運営すると共に様々な頭髪ケア製品の開発も手がけています

概要

店舗名 ハヤセ発毛倶楽部
住所 兵庫県尼崎市武庫之荘1-21-9
電話番号 0120-887-215
営業時間 9:00~17:00
定休日 月曜日 火曜日
最寄り 武庫之荘駅より車4分

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サロンでの施術で得た知見を活かした、オリジナリティのある頭髪ケア製品やファイスケア製品の開発力が強みです。開発した製品はサロンだけでなく、オンラインでも購入できますので、全国のお客様にご利用いただけます。
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